イベント
YOXO事業で開催された、「横浜で働くを楽しもう~ヨコハマコワーキング運営者座談会~」に登壇いたしました。
今回の座談会では、横浜の関内地区・みなとみらい地区に拠点を構えるコワーキング施設5社が集まり、オンラインで各施設のサービスやコミュニティーの特徴をお話しました。
YOXO事業とは?
横浜での“クロスオーバー”からイノベーション創出を目指して、横浜市は、2019年1月に、新たなイノベーションを横浜から創出していく、「イノベーション都市・横浜」を宣言しました。また、この宣言の実現に向けて、横浜をクロスオーバーするイノベーションを起こす「YOXO(よくぞ)」のテーマのもと、スタートアップやイノベーション人材などの支援を実施しています。
個性豊かなコミュニティーを育むコワーキング施設
横浜DeNAベイスターズの提唱する横浜スポーツタウン構想のパイロットプログラムとして、新たな取り組みを発信する拠点「THE BAYS(ザ・ベイス)」。Sports x Creativeをテーマとして、新たなライフスタイルや産業を生み出していくことで、日本大通り地区や横浜のまち全体に賑わいを創り出していきます。
シェアオフィス、ワークショップスタジオが1つとなったコミュニティプラットフォーム。横浜関内の中心市街地の空き室をリノベーションして、あたらしい価値を生み出す人たちが地域や社会に対してチャレンジできるきっかけを掴む場として、働く場としてのワークプレイス、あたらしい気づきを得るための交流イベント、新分野へ挑戦するための学びの場など、多様なステージとレイヤーの人たちが集い、対話を通して未来を創るプロジェクトです。
2014年にみなとみらい・造船ドック跡地にオープンした「大人の部活が生まれる、街のシェアスペース」をコンセプトにしたシェア型複合施設。公民連携事業として、横浜市・横浜市芸術文化振興財団・三菱地所グループのサポートのもと、株式会社リビタが運営を行う。
横浜駅東口徒歩4分の場所にある、女性専用コワーキングスペースです。スタッフも全員女性なので女性が安心して仕事や活動を行うことができる空間を提供しています。
2019年6月に開業した横浜「関内」駅直結のシェアオフィス・コワーキングスペースです。160年の歴史を持つ開港都市ヨコハマの未来を開く「扉/Gate」として、多様な人が集まり、新たな視野や議論が広がるイノベーション・ハブ創出を目指しています。
それぞれの拠点でコミュニティーの特徴はある?
THE BAYSでは
ベイスターズが運営していることで、野球好きやスポーツ好きが多く、また野球を観戦して交流を育むことが多く、入居者同士で仲良くなれることが特徴です。
mass×mass| 関内フューチャーセンターでは
起業家スクールも運営しているmass×massでは、起業する人、新しいアクションにチャレンジする人が多く、民間企業だけでなく3割はNPO法人も所属しています。ソーシャルビジネスをされている方も多いです。
BUKATSUDOでは
カメラ部など、趣味で集まっているコミュニティーが多いBUKATSUDOでは、共通した好きなことで利用者同士が集まっています。1日だけのコワーキングスペース利用も可能なので、みなとみらいに働く会社員の方から、フリーランスとしてコワーキングで仕事をする方まで幅広く利用者がいます。
ブルーコンパスでは
女性専用のコワーキングスペースで、女性の起業家やゆくゆく起業するために新しいことをチャレンジする方、会社員として活躍する女性も利用者が多いです。
女性の学習塾も開いているため、幅広い女性層が集まっています。
G Innovation Hub Yokohamaでは
上場企業で活躍されていた方が、独立され入居するケースも多く、スキルをすでにお持ちでビジネスにチャレンジされている方が多いです。キッチンで交流が生まれるケースが多く、スタッフが入居者のちょっとした変化に気づき、運動部の寮母みたいな交流が生まれていることも特徴です。
COVID-19による影響はある?
ブルーコンパスでは
使えないからと言って解約した方はいなかったです。事業をオンラインに移行したいという希望が多く、そのサポートをする勉強会を実施していました。
また、小学校が休校になったことで育児領域が増え、女性の活動できる時間が少なくなってしまったことは、影響がありました。
BUKATSUDOでは
半径10km圏内の横浜市西区中区在住の方の利用がとても増えました。会社で働けないことで、コワーキング施設を利用される方が多いです。BUKATSUDOでは、学ぶ・遊ぶというテーマでヨガイベントなどもしているので、イベントの利用も増えてきています。
月額の利用者さんも緊急事態宣言解除後も増えていることが特徴です。
mass×mass| 関内フューチャーセンターでは
家で仕事ができない方も多く、出社される方も多かったです。特に、オンライン会議が増えたことで、ご自宅でお仕事できない方が、家の近くにコワーキングスペースがあったことで良かったとの声も寄せられています。
THE BAYSでは
コロナの前は、若いノマドワーカーが多かったが、都内にオフィスがある方の利用者も増えてきます。会議室の利用者もとても増えました。これまで、BAYSではオンラインイベントを行ってきたことはなかったが、オンラインイベントを開催することになり、全国各地からオーディエンスが集めれるようになりました。
G Innovation Hub Yokohamaでは
ポジティブな意味でほぼ変化がなく、退去される方もほぼいらっしゃなかったです。ただ、働くスタイルが人によって変わったことにより、コワーキングスペースからシェアオフィスに契約を変更したり、逆もありました。見学者も増えてきています。
関内地区・みなとみらい地区の面としても、コワーキングスペースの利用者が増えてきていることがわかる、クロストークになりました。
次回座談会は、10月13日(火)開催決定!
「横浜で働くを楽しもう〜ヨコハマコワーキング運営者座談会~vol.2」が、開催決定いたしました!
全3回のうちの2回目は、COVID-19によって「オンラインとオフラインをどのように活用」し、入居者や関係者とのコミュニケーションをとっているのか、そしてどのような変化が出ているのか各拠点から情報共有していただきつつディスカッションをいたします。
また、各拠点にてスタートアップやベンチャー企業の入居状況なども聴きながら、スタートアップコミュニティ構築の緒を探ってまいります。
参加申込は、下記イベントページをご確認ください。
https://peatix.com/event/1650666