関内駅直結シェアオフィス | G Innovation Hub YOKOHAMA
Culture
“G”の文化

GOKAN cafe 五感を研ぎ澄ますスペシャリティコーヒーで、ビジネスをアップデートする。

こだわりの一杯を コーヒーレクチャーナイトを開催しました

2019.10.16

G Innovation Hub Yokohamaでは10月1日、カフェノマさんをお招きし、入居者を対象にしたコーヒーレクチャーを開催しました。

カフェノマとは

航空会社に長年勤務し、世界中をくまなく回った弓庭暢香(ゆば・のぶか)さんと、webプロデューサー、ディレクターとして活躍する刈込隆二(かりこみ・りゅうじ)さんからなるご夫婦のユニットです。
『コーヒーのある生活』をテーマに、空間・店舗プロデュース、ビジュアルコミュニケーション、オリジナルプロダクツやレシピ開発、接客・サービスのノウハウ提供などを行っています。
Gにおけるコーヒー空間「GoKANcafe」のコーヒー器具の選定もしていただきました。フォロワー数10万人を超える人気インスタグラマーでもあり、その暮らしぶりやインテリアが多くの方に指示されています。

カフェノマHP

Instagram

 

Gにとってコーヒーとは

一般的なシェアオフィスでは、コーヒーをサービスとして提供している施設が多いですが、Gでは、自家焙煎機、手動ミル、電動ミル、全自動コーヒーメーカー、フレンチプレス、ペーパードリップ用の機器など、キッチンにあらゆる道具をそろえ、入居者ご自身で淹れることにこだわりを持っています。
仕事中は、なかなか話しかけるタイミングが難しいのですが、キッチンにいれば話しかけてもいいサインになりますし、自然と会話も生まれます。入居者同士が道具の使い方を教えあったり、来訪者も道具に興味を持って一緒に淹れたりと、さまざまな人が交差するイノベーティブな拠点「G」らしく、コーヒーを媒介にしたコミュニケーションが生まれています。また自分で淹れるひと手間が心地よいリフレッシュとなり、さらに、誰かがキッチンにいるときの焙煎の香り、豆が挽かれる音などの共有もゆるやかなつながりあるGらしさかと思います。

Gのプロジェクトメンバーでの対談で刈込さん自身も、食を通じたコミュニケーションとキッチンの重要性について語られています。

<対談2>個が集中し、視線と音と香りを共有する大空間、その設計思想

「コーヒーは感じるもの」

Gでは、世界中の生豆を焙煎士の技で楽しむ焙煎機Panasonic「The Roast」を導入しています。「コーヒーの美味しさは生豆と焙煎でほぼ9割決まる」といわれているそうで、Gで販売している生豆もThe Roast専用のスペシャルティコーヒー。日本のコーヒー取扱量のうち10%にも満たない本当に美味しい希少なものだそうです(※)。刈込さんは「コーヒーは語るものではなく感じるもの、だからこそ焙煎機や道具のこだわり、豆の品質が重要。生豆から自分好みに焙煎できるのがこの場の魅力」と語ります。
※出典:一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会(『スペシャルティコーヒーマーケット 市場調査 2018』)

奥深いコーヒーの世界を体感

座学の後は、刈込さんにTheRoastのデモンストレーションとペーパードリップの方法を教えていただきました。豆による浅煎り、中煎り、深煎りの違いを聞き、美味しく淹れるための蒸らしのひと手間などを学びました。Gでは6種類の豆をご用意していますが、入居者のみなさんは様々な豆のテイスティングを楽しみ、有意義な時間になりました。
ますますコーヒーの魅力にとりつかれた入居者のみなさん、Gのキッチンにはコーヒーの抽出かすが日々大量に・・・(それも再利用し、エコにつとめています)。コーヒーをいれる10分弱の時間が、仕事をより豊かにするツールになったことは間違いないようです。